kikurage0tanの日記

みたもの感想。

推せると確信しました

舞台俳優のサイン会に行った。

奇しくもわたしの誕生日で、前日は自暴自棄になりすぎて情緒不安定だったけど当日は全然祝ってくれない友人と普段通りに過ごしてとても落ち着いた。

午前中からカレンダ買いに行ったら並んでなさすぎてウケたけど(そしてとても不安になった)さらっと購入してカフェに入って時間を潰した。
友達と最近の舞台界隈の話に花を咲かせて、それでも時間がありあまったので、私の本命バンドマンのCDを引き取りに新宿へ向かった。
そしたら店舗で某バンドがインストしててどこもかしこも接触イベは大賑わいでした。
東京って凄いよなぁ、と思う。
毎日どこかしらでイベントやってて金と時間さえあれば会えちゃうんだもんなぁ、



集合時間に行ったらもう既にサイン会は始まってて、5人しか乗れないくらいの狭いビルのエレベータに乗って会場へ行くと、白い部屋の真ん中に推しがいた。
ふわふわの茶髪の下に薄い白い皮膚が貼っててひきつれるんじゃないかと思うくらいくっきり広い二重の目が配置されてる。
推しが眩しすぎて焦点合わなかった。
美しいものを見てしまった。
自分の番になってファンになったきっかけの舞台を伝えて、誕生日に会えて嬉しいこととかを一方的に喋った。しゃがんで顔を見上げると水気のある零れそうなくらい大きな瞳がそこにあった。
彼がおめでとうと言ってくれたこと、日付を呟いてくれたこと、とても幸せで忘れたくない。
私の誕生日なんて私以外にとってはとてもどうでもいいことで、祝ってくれる人は全員ボランティアだとおもってるから素直に喜べないようになってるけど(酷い拗らせ様)2500円の対価に言わせたと思ったら心が安らかになりました。
虫けらだからお金のやりとりないとあんな美しい生き物の視界に入ることさえ罪だ。
とてもいい気分で会場を後にして、数十秒の会話を反芻して記憶に刻んでるとなんかもう、完全に推せるモードになった。
スイッチが入ってしまった。
彼を完全に応援したくなってしまった。

自主的に行くサイン会なんて生まれて初めてで、接触系イベントは高校の時に行った大本命バンドのときにド緊張してご飯食べられなくなって以来鬼門だと思ってたけど全然いけるやん自分……
大人になって余裕できたのかもしれない。

元々友人に誘われて行った舞台がきっかけで気になり始め、彼の年明けの仕事が告知されてなくて不安になった友人が、
カレンダーイベント参加して彼が売れることを事務所に認識してもらいたいと言い出して行ったサイン会だったから、最初はほんとに軽い気持ちで行ってしまったけど会った瞬間になんかもう、完全に好きになってしまった。

これから推します。
だからとりあえずはよ舞台でてくれ。





先日、10年くらい昔に顔ファンだったバンドマンが電車の向かいの席に座って(ピアスの位置が特徴的だから1発でわかってしまった)好きだった頃と全く変わってなくて懐かしさにじんわりした。
私は10歳の頃からずっと、誰かのファンでいたことしかない。
地元離れて東京いる理由もライブだったり舞台だったり行きやすいからだし。
あなたを少しでも好きだったから、ここにいるんですよ、と伝えたいけどそんなことしたらまじでキチガイだし大人しく最寄り駅まで見送ってわたしも帰路につきました。
彼はこのバンドマンみたいに10年たっても芸能やってくれてるかな、わかんないけど生きてくれてされすればいいな、とか考えてなんだか彼の幸せを祈りたくてしょうがない
今日はほんとにありがとうございました